ドライでいこう！

2日乾燥させ、リリアンラインの1回目のハーダニングが終了しました＾＾。


フニャフニャだったリリアンが少し硬くなりました。例えて言うなら、洗濯糊がパリッと効いた感じでしょうか･･･。今更かも知れませんが、リリアンライン作製の工程について、プラントFさんから詳しくお聞きしたので、ご紹介させていただきたいと思います＾＾。

ＰＦ（プラントF）式リリアンラインの作り方

用意するもの
①ダイソーのリリアンライン（6色入り105円）
②クサカベ・クイックドライ（55ml入り430円、または280ml入り1575円）
③チャック付きビニル袋
④その他（キッチンペーパー、割りばし）


PFメモ：必ずダイソーのリリアンを使ってください。色々な素材を試しましたが、納得いくものが出来たのはダイソー製リリアン糸とクイックドライの組み合わせです。

【第一工程】
①リリアンをチャック付きビニル袋に入れ、適量のクイックドライを投入。リリアン全体によく染み込むように、揉みながら馴染ませる。（オイル投入時にスポイトを使うとテーブルが汚れず便利ですよ！。投入量の目安にもなるし＾＾。）
②ライン全体にオイルが馴染んだら、キッチンぺーパーの上に広げて乾燥させる。（割りばしを使うと手が汚れなくて便利です＾＾。）



PFメモ：クイックドライは、乾燥時に余分な量がキッチンペーパーに流れ出てしまうので、なるべく少なめに入て下さい。少量を繰り返しハーダニングするのが、きれいに仕上がるコツです。オイル量にもよりますが、通常2日で完全に乾燥します。丁寧に仕上げるためにも、1回につき2本程度の製作がよろしいかと思います。

【第二工程】
①完全乾燥後（素手で引っ張って手がべた付かなければ完全乾燥している状態）、手で引っ張ってリリアンを伸ばす。（力一杯引っ張るとピタッと伸びが止まる場所があるので、そこまで伸ばす。）数回繰り返して全体を均等に引き伸ばす。この状態がヘッド部分の太さの基準となる。


②アイロンでテーパーを付ける。手で引っ張りながら立てて置いたアイロンに軽く当てながら伸ばす。（高温で短時間触れさせながら伸ばすのがコツ。内側がアイロンをあてて伸ばした部分。）



PFメモ：上記①の工程では、手で引っ張っても完全に伸びきることはないので、1～2往復しっかりと伸ばせばOKです。ここでヘッドの太さが決まるので、全体を均等に伸ばすことが重要です。上記②でアイロンにあまり長時間触れていると焦げます。（煙が出る寸前でやめる。）ここでは伸びなくなるポイントがありますのでそこまでしっかり伸ばしてください。私の基準テーパーは、ティップ１m→ヘッド1.5m→ランニング→ヘッド1.5m→ティップ１mのDWF形状です。ちなみにテーパーはこれ以後は付けることは不可能です。（コーティングが剥がれるため。）色々試して好みのテーパーを見つけてください。

今日現在、私はここまで終わって先ほど3回目のハーダニングを施しました＾＾。あとは、ひたすらハーダニングを繰り返すのですが、その回数にもプラントFさんのこだわりがあるようです。第三工程、第四工程は、追って『その3』でご紹介します。