2013年12月17日
ハクキンカイロその4
今回は、変り種輸出モデルのご紹介です。

Peterson's Originalの中古品としてヤフオクに出品されていたものです。本体、箱、アルミ製ベンジンカップ、と写真にはありませんが、取り説のセット。すぐお分かりになると思いますが、箱の表示と現物が違うということ^^;。おかしいなぁ・・・と思い、eBayで探してみたら、すぐにヒットしました。

11枚羽のピーコックです。やっぱり中味は11枚羽モデルですね^^;。。ただこのピーコックも、2枚合わせっぽい箱の表示とは微妙に違うような・・・。

他のサイトで見つけた画像。たぶん、これが正真正銘のPeterson's Originalだと思います。これと一番上のカイロの画像とは似ても似つきませんが、この本体が特徴的なモデルなので、どうしても欲しくてポチリました。

この本体の正体は、日本未発売のPEACOCK#CWというモデル。羽は11枚ですが、孔雀のデザインが通常のものと異なりシンプルで、胴体部分が穴になっています。これはシガレットホールと呼ばれるもので、この穴にタバコの先を入れて火をつけられるというもの。(ちなみに、このホールを使ってタバコに火をつける実験をGreen Cherokeeさんに行っていただきましたが、なんとか火はつけられるものの、火がつくまでに相応の肺活量と時間が必要なため、実用性は低いようです^^;。じゃ、何のために穴開けたんだ?と突っ込みを入れたくなりますが・・・。そんな思いで、現行のPEACOCK火口にタバコを近づけたところ、簡単に火が付きました。昔の火口が劣化しているのか?それとも現行火口の性能が上がっているのか?真相は分かりませんが、たぶん後者の方ではないかと・・・。)

火口も日本のものと異なり、A火口の外側を、ガラス繊維で編んだ布で包んだような形になっています。非公式ファンサイトによると、この時代(1950~60年代)、点火方式や火口にはいくつものマイナーチェンジが施されているようです。2回ほど試運転を行いましたが、穴の面積が大きいせいか、若干高温になる(ような気がする)ようですが、その分燃費も悪く、12時間のところ8時間程度しか発熱しませんでした。燃費は悪いし、肝心のライター機能も実用性がない・・・ということで、不本意ながら、見た目だけ珍しいモデルという結論に達した次第です^^;。まぁ日本未発売なのでマニアは欲しいと思うんでしょうね・・・。
~おまけ~

箱の裏はこんな感じ。まさに狩猟用ですね(笑)。取説には・・・


上段:For Hunters,Fishermen,Skaters,Children
下段:For Farmers,Sportmen,Football Fans,Invalids
とあります。ハンターがトップ、二番目に釣り師ときて、ファーマーやフットボール・ファンが入っているのはさすがイギリスという感じ^^。(写真を拝借したサイトには、イギリス向け輸出品とありました。)やっぱり国内用の能書きとはちょっと違いますね^^。
Peterson's Originalの中古品としてヤフオクに出品されていたものです。本体、箱、アルミ製ベンジンカップ、と写真にはありませんが、取り説のセット。すぐお分かりになると思いますが、箱の表示と現物が違うということ^^;。おかしいなぁ・・・と思い、eBayで探してみたら、すぐにヒットしました。

11枚羽のピーコックです。やっぱり中味は11枚羽モデルですね^^;。。ただこのピーコックも、2枚合わせっぽい箱の表示とは微妙に違うような・・・。

他のサイトで見つけた画像。たぶん、これが正真正銘のPeterson's Originalだと思います。これと一番上のカイロの画像とは似ても似つきませんが、この本体が特徴的なモデルなので、どうしても欲しくてポチリました。
この本体の正体は、日本未発売のPEACOCK#CWというモデル。羽は11枚ですが、孔雀のデザインが通常のものと異なりシンプルで、胴体部分が穴になっています。これはシガレットホールと呼ばれるもので、この穴にタバコの先を入れて火をつけられるというもの。(ちなみに、このホールを使ってタバコに火をつける実験をGreen Cherokeeさんに行っていただきましたが、なんとか火はつけられるものの、火がつくまでに相応の肺活量と時間が必要なため、実用性は低いようです^^;。じゃ、何のために穴開けたんだ?と突っ込みを入れたくなりますが・・・。そんな思いで、現行のPEACOCK火口にタバコを近づけたところ、簡単に火が付きました。昔の火口が劣化しているのか?それとも現行火口の性能が上がっているのか?真相は分かりませんが、たぶん後者の方ではないかと・・・。)
火口も日本のものと異なり、A火口の外側を、ガラス繊維で編んだ布で包んだような形になっています。非公式ファンサイトによると、この時代(1950~60年代)、点火方式や火口にはいくつものマイナーチェンジが施されているようです。2回ほど試運転を行いましたが、穴の面積が大きいせいか、若干高温になる(ような気がする)ようですが、その分燃費も悪く、12時間のところ8時間程度しか発熱しませんでした。燃費は悪いし、肝心のライター機能も実用性がない・・・ということで、不本意ながら、見た目だけ珍しいモデルという結論に達した次第です^^;。まぁ日本未発売なのでマニアは欲しいと思うんでしょうね・・・。
~おまけ~
箱の裏はこんな感じ。まさに狩猟用ですね(笑)。取説には・・・
上段:For Hunters,Fishermen,Skaters,Children
下段:For Farmers,Sportmen,Football Fans,Invalids
とあります。ハンターがトップ、二番目に釣り師ときて、ファーマーやフットボール・ファンが入っているのはさすがイギリスという感じ^^。(写真を拝借したサイトには、イギリス向け輸出品とありました。)やっぱり国内用の能書きとはちょっと違いますね^^。
タグ :ハクキンカイロ