2013年12月17日
ハクキンカイロその4
今回は、変り種輸出モデルのご紹介です。

Peterson's Originalの中古品としてヤフオクに出品されていたものです。本体、箱、アルミ製ベンジンカップ、と写真にはありませんが、取り説のセット。すぐお分かりになると思いますが、箱の表示と現物が違うということ^^;。おかしいなぁ・・・と思い、eBayで探してみたら、すぐにヒットしました。

11枚羽のピーコックです。やっぱり中味は11枚羽モデルですね^^;。。ただこのピーコックも、2枚合わせっぽい箱の表示とは微妙に違うような・・・。

他のサイトで見つけた画像。たぶん、これが正真正銘のPeterson's Originalだと思います。これと一番上のカイロの画像とは似ても似つきませんが、この本体が特徴的なモデルなので、どうしても欲しくてポチリました。

この本体の正体は、日本未発売のPEACOCK#CWというモデル。羽は11枚ですが、孔雀のデザインが通常のものと異なりシンプルで、胴体部分が穴になっています。これはシガレットホールと呼ばれるもので、この穴にタバコの先を入れて火をつけられるというもの。(ちなみに、このホールを使ってタバコに火をつける実験をGreen Cherokeeさんに行っていただきましたが、なんとか火はつけられるものの、火がつくまでに相応の肺活量と時間が必要なため、実用性は低いようです^^;。じゃ、何のために穴開けたんだ?と突っ込みを入れたくなりますが・・・。そんな思いで、現行のPEACOCK火口にタバコを近づけたところ、簡単に火が付きました。昔の火口が劣化しているのか?それとも現行火口の性能が上がっているのか?真相は分かりませんが、たぶん後者の方ではないかと・・・。)

火口も日本のものと異なり、A火口の外側を、ガラス繊維で編んだ布で包んだような形になっています。非公式ファンサイトによると、この時代(1950~60年代)、点火方式や火口にはいくつものマイナーチェンジが施されているようです。2回ほど試運転を行いましたが、穴の面積が大きいせいか、若干高温になる(ような気がする)ようですが、その分燃費も悪く、12時間のところ8時間程度しか発熱しませんでした。燃費は悪いし、肝心のライター機能も実用性がない・・・ということで、不本意ながら、見た目だけ珍しいモデルという結論に達した次第です^^;。まぁ日本未発売なのでマニアは欲しいと思うんでしょうね・・・。
~おまけ~

箱の裏はこんな感じ。まさに狩猟用ですね(笑)。取説には・・・


上段:For Hunters,Fishermen,Skaters,Children
下段:For Farmers,Sportmen,Football Fans,Invalids
とあります。ハンターがトップ、二番目に釣り師ときて、ファーマーやフットボール・ファンが入っているのはさすがイギリスという感じ^^。(写真を拝借したサイトには、イギリス向け輸出品とありました。)やっぱり国内用の能書きとはちょっと違いますね^^。
Peterson's Originalの中古品としてヤフオクに出品されていたものです。本体、箱、アルミ製ベンジンカップ、と写真にはありませんが、取り説のセット。すぐお分かりになると思いますが、箱の表示と現物が違うということ^^;。おかしいなぁ・・・と思い、eBayで探してみたら、すぐにヒットしました。

11枚羽のピーコックです。やっぱり中味は11枚羽モデルですね^^;。。ただこのピーコックも、2枚合わせっぽい箱の表示とは微妙に違うような・・・。

他のサイトで見つけた画像。たぶん、これが正真正銘のPeterson's Originalだと思います。これと一番上のカイロの画像とは似ても似つきませんが、この本体が特徴的なモデルなので、どうしても欲しくてポチリました。
この本体の正体は、日本未発売のPEACOCK#CWというモデル。羽は11枚ですが、孔雀のデザインが通常のものと異なりシンプルで、胴体部分が穴になっています。これはシガレットホールと呼ばれるもので、この穴にタバコの先を入れて火をつけられるというもの。(ちなみに、このホールを使ってタバコに火をつける実験をGreen Cherokeeさんに行っていただきましたが、なんとか火はつけられるものの、火がつくまでに相応の肺活量と時間が必要なため、実用性は低いようです^^;。じゃ、何のために穴開けたんだ?と突っ込みを入れたくなりますが・・・。そんな思いで、現行のPEACOCK火口にタバコを近づけたところ、簡単に火が付きました。昔の火口が劣化しているのか?それとも現行火口の性能が上がっているのか?真相は分かりませんが、たぶん後者の方ではないかと・・・。)
火口も日本のものと異なり、A火口の外側を、ガラス繊維で編んだ布で包んだような形になっています。非公式ファンサイトによると、この時代(1950~60年代)、点火方式や火口にはいくつものマイナーチェンジが施されているようです。2回ほど試運転を行いましたが、穴の面積が大きいせいか、若干高温になる(ような気がする)ようですが、その分燃費も悪く、12時間のところ8時間程度しか発熱しませんでした。燃費は悪いし、肝心のライター機能も実用性がない・・・ということで、不本意ながら、見た目だけ珍しいモデルという結論に達した次第です^^;。まぁ日本未発売なのでマニアは欲しいと思うんでしょうね・・・。
~おまけ~
箱の裏はこんな感じ。まさに狩猟用ですね(笑)。取説には・・・
上段:For Hunters,Fishermen,Skaters,Children
下段:For Farmers,Sportmen,Football Fans,Invalids
とあります。ハンターがトップ、二番目に釣り師ときて、ファーマーやフットボール・ファンが入っているのはさすがイギリスという感じ^^。(写真を拝借したサイトには、イギリス向け輸出品とありました。)やっぱり国内用の能書きとはちょっと違いますね^^。
タグ :ハクキンカイロ
2013年12月16日
TNK課外授業
Green Cherokeeさんとは、お互いペースが合う様で、先々週、先週、今週と3週連続で週末をご一緒させていただきました^^。それも釣り以外で・・・(笑)。さすがに3週目となると家内などは『また、Green Cherokeeさんと?Green Cherokeeさんって、本当は女じゃないの?』と疑われたほど・・・(爆)。
まずは、先々週。一応K川で釣りをしましたが、お腹空きましたね~ってことで、釣りはほどほどで切り上げて^^;、私の車でドライブ^^。途中『煮干だし』の赤いのぼりに惹かれて、新装開店のラーメン店に・・・。豚骨も好きですが、年取ってくると、さっぱりしていてコクのある魚だしが、しみじみと美味いんですよね~^^。

ラーメン創房魁花(かいか)さん。店に入ろうとすると、何やらGreen Cherokeeさんが騒いでいます・・・。

ありゃ、煮干がラーメンどんぶりで釣りしてますよ・・・(笑)。釣りつながりでお互いびっくり!いっそう味への期待が高まります^^。

3種の煮干をブレンドした特製煮干ラーメン。見た目も味も期待を裏切りませんでした^^。その後お腹も一杯になったので、釣り・・・ではなく、ファミレスでお茶^^。釣りの話しはもちろん、音楽、その他の趣味で話しが盛り上がり、翌週・・・、
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・

気がついたら、歌ってました(笑)。

その横で、Dr.HAKUKINダブルさんも熱唱!(爆)。もちろん、3人ともハクキンカイロ持参でしたが・・・、あ~!写真撮るの忘れてた~!
思い出の曲を皆で熱唱して大いに盛り上がりましたが、さすがにおっさん2人とプチおっさんの3人で、カラオケ3時間はキツイ(笑)。ラスト30分は休憩してました^^;。さて、ラーメン⇒カラオケときたので、次はちょっとアダルトに(笑)・・・、
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・

先週の金曜日に行ったのは、フライマンの集う神田のバー。オーナーがフライマンということで、店名もずばりWALTON'S。分かりますよね?そう、あの釣魚大全のアイザック・ウォルトンの名を冠したバーです。

こんな洒落たお店のイメージイラストもあったり、素敵な木彫りの鱒が飾ってあったり・・・^^。ダブルさんにご発声いただき、私、Green Cherokeeさん、wind knotさん、ジョニーさんというTNK酒豪派メンバーを中心とした、選抜メンバー5名で、ドキドキしながら突撃!したまではよかったのですが・・・、
どうも様子が・・・?。魚もリールもロッドもないし、お店の雰囲気がなんか釣りっぽくないぞ・・・^^;。
店名は確かにWALTON'Sですが・・・。流暢な日本語を話すマレーシア出身のマスターに話しを聞くと、一年前に居抜きでオーナーチェンジしていたらしい・・・(汗)。えーっ!そ、そんな~(泣)。どおりで店のブログが1年前で止まってた訳です^^;。がっくりと肩を落とす面々^^;。
その後どうにか気を取り直して、Green Cherokeeさん行きつけの神田駅前にある名店『浜貞』にお邪魔して、美味しい海の幸に舌鼓を打ちつつ、楽しい釣りの話で大盛り上がり!、週末のアダルトな夜は更けていくのでした・・・。
まずは、先々週。一応K川で釣りをしましたが、お腹空きましたね~ってことで、釣りはほどほどで切り上げて^^;、私の車でドライブ^^。途中『煮干だし』の赤いのぼりに惹かれて、新装開店のラーメン店に・・・。豚骨も好きですが、年取ってくると、さっぱりしていてコクのある魚だしが、しみじみと美味いんですよね~^^。
ラーメン創房魁花(かいか)さん。店に入ろうとすると、何やらGreen Cherokeeさんが騒いでいます・・・。
ありゃ、煮干がラーメンどんぶりで釣りしてますよ・・・(笑)。釣りつながりでお互いびっくり!いっそう味への期待が高まります^^。
3種の煮干をブレンドした特製煮干ラーメン。見た目も味も期待を裏切りませんでした^^。その後お腹も一杯になったので、釣り・・・ではなく、ファミレスでお茶^^。釣りの話しはもちろん、音楽、その他の趣味で話しが盛り上がり、翌週・・・、
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気がついたら、歌ってました(笑)。
その横で、Dr.HAKUKINダブルさんも熱唱!(爆)。もちろん、3人ともハクキンカイロ持参でしたが・・・、あ~!写真撮るの忘れてた~!
思い出の曲を皆で熱唱して大いに盛り上がりましたが、さすがにおっさん2人とプチおっさんの3人で、カラオケ3時間はキツイ(笑)。ラスト30分は休憩してました^^;。さて、ラーメン⇒カラオケときたので、次はちょっとアダルトに(笑)・・・、
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先週の金曜日に行ったのは、フライマンの集う神田のバー。オーナーがフライマンということで、店名もずばりWALTON'S。分かりますよね?そう、あの釣魚大全のアイザック・ウォルトンの名を冠したバーです。

こんな洒落たお店のイメージイラストもあったり、素敵な木彫りの鱒が飾ってあったり・・・^^。ダブルさんにご発声いただき、私、Green Cherokeeさん、wind knotさん、ジョニーさんというTNK酒豪派メンバーを中心とした、選抜メンバー5名で、ドキドキしながら突撃!したまではよかったのですが・・・、
どうも様子が・・・?。魚もリールもロッドもないし、お店の雰囲気がなんか釣りっぽくないぞ・・・^^;。
店名は確かにWALTON'Sですが・・・。流暢な日本語を話すマレーシア出身のマスターに話しを聞くと、一年前に居抜きでオーナーチェンジしていたらしい・・・(汗)。えーっ!そ、そんな~(泣)。どおりで店のブログが1年前で止まってた訳です^^;。がっくりと肩を落とす面々^^;。
その後どうにか気を取り直して、Green Cherokeeさん行きつけの神田駅前にある名店『浜貞』にお邪魔して、美味しい海の幸に舌鼓を打ちつつ、楽しい釣りの話で大盛り上がり!、週末のアダルトな夜は更けていくのでした・・・。
タグ :課外授業
2013年12月15日
ハクキンカイロその3
ハクキンカイロ記事第三弾、先日入手した、レトロな11枚羽のハクキンカイロAをご紹介します^^。
マニアには『青函(あおばこ)』と呼ばれる(この名称は、ハクキン社内での通称のようです。この前のモデルに赤函というのがあります。)1971年まで販売されていたものです。

左肩に値札跡が見えます。資料としては、値札が付いたままの方が当時の価格が分かって面白いんですが・・・^^:。私が小学校に上がるか上がらないかの時代の記憶だと・・・、確か電車やバスの初乗りがこども10円、アイスキャンディーも10円、サイコロキャラメルは5円!の時代でしたから、一般的には今の物価の1/10程度。そうすると・・・、現行品のピーコックの定価が、税込み3,150円ですから、300円?うーん、安い!。

裏面をアップしてみました。『特にゴルフ・スキー・スケート・登山・魚つり・狩猟などに最適です。』とありますから、アウトドアスポーツ向けに力を入れていたんでしょう^^。狩猟っていうのが、なんとなく時代を感じますね^^。模造品も横行していたんでしょうか・・・?

取説以外は全部揃っていました。ベンジンカップは、今のものとほとんど変わりませんが、カイロを入れる袋(別珍袋)は、いわゆるベルベット製(正確には別珍とは、製法が違うみたいです。)。ヒモもただのタコ糸のようで時代を感じさせます^^。
カイロの蓋のアップ写真です。11枚羽の孔雀模様とハクキンの文字。本体の綿は、わずかに焦げておりましたが、全体的にサビやヘコミもなくピカピカの状態です。

火口のアップ。いわゆるA火口と言われるものです。箱には新UUユーダブル火口付と書いてありますが、非公式ファンサイトによると、新型UU火口=A火口とのことです。焦げているので、何度か着火したと思われますが、火入れをしてみるとまだ生きており、普通に発熱してくれました。40年以上前に作られた工業品が、今なお、普通に稼動するなんてすごいですよね~!。それだけこのハクキンカイロが完成度の高い製品だってことなんでしょうね。いや~ますますハクキンカイロに惚れ込みました^^。
次回は輸出向け変り種モデルを紹介したいと思います。
マニアには『青函(あおばこ)』と呼ばれる(この名称は、ハクキン社内での通称のようです。この前のモデルに赤函というのがあります。)1971年まで販売されていたものです。
左肩に値札跡が見えます。資料としては、値札が付いたままの方が当時の価格が分かって面白いんですが・・・^^:。私が小学校に上がるか上がらないかの時代の記憶だと・・・、確か電車やバスの初乗りがこども10円、アイスキャンディーも10円、サイコロキャラメルは5円!の時代でしたから、一般的には今の物価の1/10程度。そうすると・・・、現行品のピーコックの定価が、税込み3,150円ですから、300円?うーん、安い!。
裏面をアップしてみました。『特にゴルフ・スキー・スケート・登山・魚つり・狩猟などに最適です。』とありますから、アウトドアスポーツ向けに力を入れていたんでしょう^^。狩猟っていうのが、なんとなく時代を感じますね^^。模造品も横行していたんでしょうか・・・?
取説以外は全部揃っていました。ベンジンカップは、今のものとほとんど変わりませんが、カイロを入れる袋(別珍袋)は、いわゆるベルベット製(正確には別珍とは、製法が違うみたいです。)。ヒモもただのタコ糸のようで時代を感じさせます^^。
カイロの蓋のアップ写真です。11枚羽の孔雀模様とハクキンの文字。本体の綿は、わずかに焦げておりましたが、全体的にサビやヘコミもなくピカピカの状態です。
火口のアップ。いわゆるA火口と言われるものです。箱には新UUユーダブル火口付と書いてありますが、非公式ファンサイトによると、新型UU火口=A火口とのことです。焦げているので、何度か着火したと思われますが、火入れをしてみるとまだ生きており、普通に発熱してくれました。40年以上前に作られた工業品が、今なお、普通に稼動するなんてすごいですよね~!。それだけこのハクキンカイロが完成度の高い製品だってことなんでしょうね。いや~ますますハクキンカイロに惚れ込みました^^。
次回は輸出向け変り種モデルを紹介したいと思います。
タグ :ハクキンカイロ
2013年12月09日
ハクキンカイロその2
ここだけの話しですが、ハクキンカイロへのベンジン投入と点火が、すっかり朝の日課になってしまいました^^;。再びハクキンカイロの記事です^^。今日は、'71以前に販売されていた孔雀の羽が11枚あるタイプの紹介です。

キズやヘコミ、サビ、メッキはがれがありますが、どれもアンティークな感じがただよっています^^。
まずは左から・・・

特徴的なのは、まず、フタのU字の切れ込みと、ボディに入ったTRADE◇MARKの文字。切れ込みが入ったことで、フタの面積が狭くなり、孔雀のデザインが扁平になっています。(孔雀の胴体がより太ったデザインになっています。)このモデルは、非公式ファンサイトにも紹介されていないので、いつ頃のものか分かりませんが、ダブル師匠によると1950年代のモデルではないかということです。ただ、孔雀のスリットの形は、戦前スライド型に良く似ているので、もう少し古いか、焼け残った型を使用して作られたものではないかと思っています。さらにボディをよく観察すると・・・、

ボディの端に爪あとのようなヘコミが・・・。最初はキズかと思いましたが、両面についています?。

そう、こうやって自立させるためのU字切れ込みとヘコミだったんですね。これはなかなか^^。前後のモデルを見ても切れ込みの入ったモデルがないことから、おそらくごく短い期間に生産されたものではないかと思います。おもしろいアイデアですが、自立させてもいまいち安定しませんし、燃料投入はボディを手に持った方がやりやすいと思うので、製造工程を減らすためにも、なくなってしまったんでしょうね。たぶん^^;。続いて真ん中のモデル・・・、

ハクキンの刻印の代わりにPEACOCKの文字が・・・

裏面には、MADE IN JAPANの文字。おそらく戦後の輸出用モデルだと思います。朝鮮戦争勃発で輸出が全盛を向かえ、米兵向けに大量に出荷されて、カメラとハクキンカイロは戦線の花と賞賛されたそうです。現在でも生産数量のうち70%以上が(うろ覚えですが・・・)輸出向けだそうですから、驚きですね^^。ハクキンカイロ恐るべし。
戦後と言えば、ハクキンカイロにも「MADE IN OCCUPIED JAPAN」(占領統治下日本製)の刻印のあるものが存在するそうです。OCCUPIED JAPANモノとしては、陶磁器、玩具などが有名ですが、ハクキンカイロにもあるとは知りませんでした。コレクターにはヨダレ物ですね^^。私も欲しい!。

一番右のものは、実はダブルさんからいただいたフタとボディが異なるジャンクもの。よく見ていただければ分かりますが、フタの成型が2枚張り合せになっています。この2枚合わせは戦前から昭和30年代まで作られていますが、刻印が『ンキクハ』ではなくハクキンになっているので、比較的新しいものではないかと思います。さらによく見ていただくと、トップとサイドの穴の開き方、それぞれ位置が異なっています。かなりマニアックな内容になってしまいましたが、こう見ていくと、時代ごとにいろいろな変遷があって、中々興味深い違いですね^^。このままでは、ますますハクキンの世界にのめり込みそうで怖いです^^;。
キズやヘコミ、サビ、メッキはがれがありますが、どれもアンティークな感じがただよっています^^。
まずは左から・・・
特徴的なのは、まず、フタのU字の切れ込みと、ボディに入ったTRADE◇MARKの文字。切れ込みが入ったことで、フタの面積が狭くなり、孔雀のデザインが扁平になっています。(孔雀の胴体がより太ったデザインになっています。)このモデルは、非公式ファンサイトにも紹介されていないので、いつ頃のものか分かりませんが、ダブル師匠によると1950年代のモデルではないかということです。ただ、孔雀のスリットの形は、戦前スライド型に良く似ているので、もう少し古いか、焼け残った型を使用して作られたものではないかと思っています。さらにボディをよく観察すると・・・、
ボディの端に爪あとのようなヘコミが・・・。最初はキズかと思いましたが、両面についています?。
そう、こうやって自立させるためのU字切れ込みとヘコミだったんですね。これはなかなか^^。前後のモデルを見ても切れ込みの入ったモデルがないことから、おそらくごく短い期間に生産されたものではないかと思います。おもしろいアイデアですが、自立させてもいまいち安定しませんし、燃料投入はボディを手に持った方がやりやすいと思うので、製造工程を減らすためにも、なくなってしまったんでしょうね。たぶん^^;。続いて真ん中のモデル・・・、
ハクキンの刻印の代わりにPEACOCKの文字が・・・
裏面には、MADE IN JAPANの文字。おそらく戦後の輸出用モデルだと思います。朝鮮戦争勃発で輸出が全盛を向かえ、米兵向けに大量に出荷されて、カメラとハクキンカイロは戦線の花と賞賛されたそうです。現在でも生産数量のうち70%以上が(うろ覚えですが・・・)輸出向けだそうですから、驚きですね^^。ハクキンカイロ恐るべし。
戦後と言えば、ハクキンカイロにも「MADE IN OCCUPIED JAPAN」(占領統治下日本製)の刻印のあるものが存在するそうです。OCCUPIED JAPANモノとしては、陶磁器、玩具などが有名ですが、ハクキンカイロにもあるとは知りませんでした。コレクターにはヨダレ物ですね^^。私も欲しい!。
一番右のものは、実はダブルさんからいただいたフタとボディが異なるジャンクもの。よく見ていただければ分かりますが、フタの成型が2枚張り合せになっています。この2枚合わせは戦前から昭和30年代まで作られていますが、刻印が『ンキクハ』ではなくハクキンになっているので、比較的新しいものではないかと思います。さらによく見ていただくと、トップとサイドの穴の開き方、それぞれ位置が異なっています。かなりマニアックな内容になってしまいましたが、こう見ていくと、時代ごとにいろいろな変遷があって、中々興味深い違いですね^^。このままでは、ますますハクキンの世界にのめり込みそうで怖いです^^;。
2013年12月08日
赤いミニリール
先日ヤフオクでポチっと・・・^^;。

#1/2のミニミニリール。スプール外径約53mm、内径約30mm、幅約17mm、重量:約80g。
いらないけどディスクドラグです。

小さすぎて市販のフライラインが巻けないので、以前に作ったリリアンラインを装着。これを購入したのは、実は深~い理由があるのですが、それはまた後日・・・^^。
#1/2のミニミニリール。スプール外径約53mm、内径約30mm、幅約17mm、重量:約80g。
いらないけどディスクドラグです。
小さすぎて市販のフライラインが巻けないので、以前に作ったリリアンラインを装着。これを購入したのは、実は深~い理由があるのですが、それはまた後日・・・^^。
2013年12月07日
耳から離れない曲
先日、家内がこんな曲をYouTubeで聴いていました。
ブギーマンのパチンコマン('94リリース)。ブギーマン、なんとなく聞き覚えのある名前ですが、日本のレゲエシーンでは欠かせない人らしいですね。飲み会のカラオケで誰かが歌っていて、それが耳について離れない!とYouTubeで検索して聴いていたらしいのですが、いやコレが本当に耳から離れない!!!(笑)。
ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンバリバリ♪、パチンコメ~ン♪下品な歌だなーと思いつつも、つい口ずさんじゃいます(笑)。しかし、歌詞をよーく聴いていたら、なんだか笑えないなぁ・・・と。パチンコをフライに置き換えたら・・・^^;。
パチンコマン替え歌~雑魚釣りフーライマン(風来男)~
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライマ~ン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライウ~マン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライマ~ン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フ・ラ・イ・マ・ン!
6時になったら勝手に目が覚める
行きたくないふりしても足が向く
いつ行っても釣り人はおなじやつ
ついでに交わす言葉もいつも同じ
釣るヒマあんなら仕事しろ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
※くりかえし
着いたらとりあえず缶コーヒー飲んで
名人のような目で川を見て
わかりもせんのにポイント見て
慣れた手つきでフライつけ
おもむろに座って一服
※くりかえし
ヤル気満点フライだらけのBOX
朝からナゼか河原に革靴
おまけにピシッと決めたスーツ
『おいおい、仕事中ちゃうん?
会社終わってからにした方がええで~え~!』
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
※くりかえし
ライズ祭りで大はしゃぎ
急いで駆けついて場所を取り
頭の中釣ることでイッパイ
ボーズなんて考えてない
一度爆釣でヤミツキ
一度ボーズで落ち込み
目を閉じれば"婚姻色"の青い文字
「また明日も」ってほとんどビョーキ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
・・・以下略。笑えません^^;。(原曲の歌詞はこちら)
ブギーマンのパチンコマン('94リリース)。ブギーマン、なんとなく聞き覚えのある名前ですが、日本のレゲエシーンでは欠かせない人らしいですね。飲み会のカラオケで誰かが歌っていて、それが耳について離れない!とYouTubeで検索して聴いていたらしいのですが、いやコレが本当に耳から離れない!!!(笑)。
ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンバリバリ♪、パチンコメ~ン♪下品な歌だなーと思いつつも、つい口ずさんじゃいます(笑)。しかし、歌詞をよーく聴いていたら、なんだか笑えないなぁ・・・と。パチンコをフライに置き換えたら・・・^^;。
パチンコマン替え歌~雑魚釣りフーライマン(風来男)~
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライマ~ン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライウ~マン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フーライマ~ン♪
※ジャンジャンバリバリ♪、ジャンジャンフリフリ♪、フ・ラ・イ・マ・ン!
6時になったら勝手に目が覚める
行きたくないふりしても足が向く
いつ行っても釣り人はおなじやつ
ついでに交わす言葉もいつも同じ
釣るヒマあんなら仕事しろ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
※くりかえし
着いたらとりあえず缶コーヒー飲んで
名人のような目で川を見て
わかりもせんのにポイント見て
慣れた手つきでフライつけ
おもむろに座って一服
※くりかえし
ヤル気満点フライだらけのBOX
朝からナゼか河原に革靴
おまけにピシッと決めたスーツ
『おいおい、仕事中ちゃうん?
会社終わってからにした方がええで~え~!』
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
※くりかえし
ライズ祭りで大はしゃぎ
急いで駆けついて場所を取り
頭の中釣ることでイッパイ
ボーズなんて考えてない
一度爆釣でヤミツキ
一度ボーズで落ち込み
目を閉じれば"婚姻色"の青い文字
「また明日も」ってほとんどビョーキ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
仕事しろ 仕事しろ 女房子供が泣いてるぜ
・・・以下略。笑えません^^;。(原曲の歌詞はこちら)
2013年12月01日
大人の火遊び~ハクキン懐炉~
ダブルさんといえば、『財布に優しいフライフィッシング』という有名サイトを運営する若手フライマンの代表格。私も最近、何かとお世話になっているナイスガイです^^。お会いするまでは、フライ用品を何から何まで安~い代用品で作るなんて、なんて貧乏な方なんだろう・・・・・・と思っていましたが(爆)、
さにあらず。一般的に敷居の高いフライという遊びを、お金をかけずに楽しんじゃうぞ!という高い目標を自らに課し、日々挑戦し続ける人格者なのです。(キリッ) 一方、百均しばりでロッドを作っちゃおう!という高すぎる目標を掲げ、自分を追い詰めるドMな人でもあります・・・(笑)。
そんなダブルさん、実は『大人の火遊び』方面にも造詣が深く、私もその影響を受けて、今年の5月には・・・

アルコールストーブのケトルセットを購入し、渓や清流で大活躍^^。

そして6月には、ついにその道の最高峰といっても過言ではない名品、トランギア・ストームクッカーまでを入手してしまったことは、皆さんの記憶にも新しいと思います^^;。(ダブルさんお持ちのストーブ類はこちら。)
*************************************************************
~序章~
そして時は過ぎ今秋・・・、ダブル・ベイダー卿の新たなささやきが、ジェダイの騎士、ルーク・ファーウォーター(私です^^;)の耳に聞こえてきたのでした・・・。
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉使ってみないか?コーフォー』
LF:『なに?ハクキン懐炉?昔あったなぁ・・・まだあるの?』
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉は今年創業90周年、すごくあったかいぞ!コーフォー』
LF:『そんなの使い捨てカイロで十分じゃ・・・?』
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉は使い捨ての熱量の13倍、24時間もつんだぞ!コーフォー』
LF:『だからどうしたの?いちいち燃料いれるのがめんどくさいし・・・』
DV:『コーフォー、そんなこと言わずに、ただで差し上げるので使ってみてくださいよ(涙目)。』
LF:『うん?なに?た、ただ?無料^^?そこまで言うなら・・・wwww』
ダブル・ベイダー卿の涙に、つい心を許してしまったのが、そもそもの間違いでした^^;。ハクキン懐炉を手に取ったとたん、ジェダイの騎士、ルーク・ファーウォーターは、いつしかフォースの暗黒面に引きずり込まれていくのでした・・・。
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続きを読む
さにあらず。一般的に敷居の高いフライという遊びを、お金をかけずに楽しんじゃうぞ!という高い目標を自らに課し、日々挑戦し続ける人格者なのです。(キリッ) 一方、百均しばりでロッドを作っちゃおう!という高すぎる目標を掲げ、自分を追い詰めるドMな人でもあります・・・(笑)。
そんなダブルさん、実は『大人の火遊び』方面にも造詣が深く、私もその影響を受けて、今年の5月には・・・
アルコールストーブのケトルセットを購入し、渓や清流で大活躍^^。
そして6月には、ついにその道の最高峰といっても過言ではない名品、トランギア・ストームクッカーまでを入手してしまったことは、皆さんの記憶にも新しいと思います^^;。(ダブルさんお持ちのストーブ類はこちら。)
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~序章~
そして時は過ぎ今秋・・・、ダブル・ベイダー卿の新たなささやきが、ジェダイの騎士、ルーク・ファーウォーター(私です^^;)の耳に聞こえてきたのでした・・・。
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉使ってみないか?コーフォー』
LF:『なに?ハクキン懐炉?昔あったなぁ・・・まだあるの?』
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉は今年創業90周年、すごくあったかいぞ!コーフォー』
LF:『そんなの使い捨てカイロで十分じゃ・・・?』
DV:『コーフォー、ハクキン懐炉は使い捨ての熱量の13倍、24時間もつんだぞ!コーフォー』
LF:『だからどうしたの?いちいち燃料いれるのがめんどくさいし・・・』
DV:『コーフォー、そんなこと言わずに、ただで差し上げるので使ってみてくださいよ(涙目)。』
LF:『うん?なに?た、ただ?無料^^?そこまで言うなら・・・wwww』
ダブル・ベイダー卿の涙に、つい心を許してしまったのが、そもそもの間違いでした^^;。ハクキン懐炉を手に取ったとたん、ジェダイの騎士、ルーク・ファーウォーターは、いつしかフォースの暗黒面に引きずり込まれていくのでした・・・。
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